ブログをご覧の皆さんこんにちは!今回は心理学について、お話させていただきたいと思います。
皆さまは心理学といえば、何か思いつくものはございますでしょうか?行動心理学や発達心理学など、細かく見ればさまざまありますが、例えば恋愛での心理学で有名な例としては、「吊り橋効果」というものがあります。高い所に架かる頼りない吊り橋の上に2人いる状況で、恐怖のあまりドキドキしているにも関わらず、次第にこの緊張感は相手に対するものなのか?と勘違いして好きになってしまうものです。
冷静な時に聞けば、そんなことあるの?と思うかもしれませんが、案外当てはまってしまうケースが多く報告されているようです。心理学は人間関係を築くのに効果絶大です。また、知っているだけでも、相手の事を理解しやすくなります。交際クラブでセッティングしたデートでも、日常生活においても、様々な場面でコミュニケーションに役立ちますので、人間関係も怖いものナシかもしれません!
今回は、そんな知っておくだけでも楽しい心理学をご紹介いたします!
1. 返報性の原理
人間には、人から恩を受けたら、その恩を相手に返したいと感じる「返報性の原理」という心理現象があります。その心理状態は、恋愛にも利用することが出来ます。特に以下の返報性を利用すると、人間関係も良好になります。
●好意の返報性
→こちらが好意を見せれば、相手も好意を見せてくれます。
●自己開示の返報性
→こちらが自己開示をすれば、相手も同じくらいの自己開示をしてくれます。
普段の人間関係においても、これらを実感したことがあるのではないでしょうか?逆の言葉で表すと、こちらが初対面からぶっきらぼうで敵意をむき出していると、相手も同じように警戒してしまうので、初めから和やかな雰囲気とはなりにくいでしょう。
初対面でも、好意を見せて笑顔で話せば、相手もおのずと打ち解けてくれます。好意と言っても、笑顔や親切心を見せるだけでも相手への好意となりますので、恋愛感情として相手を好き!と思わなくても良いです。
もちろん人間の心理は複雑なので、どんな場合にも必ず当てはまるということではありませんが、第一印象も良くなりますので、意識しておいて間違いはないでしょう。
2. アンダードッグ効果
ついつい『頑張っているのに、あまり上手くいっていない相手を応援したくなる』という現象です。様々な人間関係を築く上で使える法則ですが、交際クラブで出会った方との付き合いも例外ではありません。
男性に対しても女性に対しても、何かにひたむきに頑張っている姿には惹かれてしまうのです。それなのに上手くいっていないとなれば、尚更応援したくなりますよね。
これは同情とも言えるのですが、ただ弱いところを見せれば良いというものではありません。これは本人が頑張っている、努力しているというところが一番重要です。何か熱心に取り組んでいることがあれば、それを相手に伝えてみるのもいいかもしれません。
3. ピークエンドの法則
『終わり良ければすべて良し』という言葉がある通り、この法則はデートの終わりにピークを持っていくことで、相手へ良い印象を与えることが出来る法則です。
ただ、注意が必要なのは、ピークの感じ方は人それぞれということです。オススメの料理を相手に食べてもらって、そこで喜んでもらったことがピークだとしても、相手はもっと別のところでピークを感じているかもしれません。
しかもそのピークは、必ずしも良いエピソードとは限りません。嬉しいこともあれば、悲しいことも大きく印象に残ります。例えば店員さんに対する態度が不快だと相手に思わせてしまった場合、そこが相手にとってのピークになるでしょう。もしお互いが楽しいと感じたなら、ピークも楽しかったのだと思います。
4. 類似性の法則
法則 と言われると、あまりピンとこないかもしれませんが、共通の趣味や境遇があると、すぐに親しくなれることを実感する場面は多いのではないでしょうか。例えば出身地、趣味、好きなアーティスト、映画、ドラマなど、何か共通なものがあると、その話題1つで初対面からでも盛り上がることが出来ます。同時に親近感も沸きますよね。
このように、共通点を見つけると一気に距離が縮まりますので、初対面でのデートの場合は特に共通点を見つけることからはじめるといいでしょう。その他のこととなると、過ごし方や細かい価値観でしょうか。飲み物を飲むペースだったり、時間管理の仕方だったり、ちょっとしたことが、自分と大幅に違うと過ごしにくいですが、似ているだけでゆったりしてくつろぐことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?たとえ意識して心理学を使う事がなくても、そういう法則があると知るだけでもなんだか面白いですよね。中には無意識のうちに心理学に当てはまる行動をとる人もいると思います。日常生活での人間関係はもちろん、交際クラブでのセッティングでも、好感度を得るために使えると思いますので、参考にしてみてください!